活動報告

2020/01/30

【レポート】1月30日(木)佐藤勝さんを迎えて月例勉強会を開催しました


本年最初の月例勉強会を開催しました。
講師は作家の佐藤優先生で「激動する国際情勢」と題してご講演をいただきました。
冒頭、佐藤先生はカルロス・ゴーン被告について触れられたのですが、その中で事件の全容解明にはある壁があるのではないかと言及されました。
印象深い点であったので、少しご紹介いたします。
 
先生がご指摘された壁とは、逃亡先であるレバノンが、日本にとって中東情勢・中東地域のテロ対策に必要な、テロ勢力の動きを知るためには欠かせない重要な国家となってきているという点にありました。かつて赤軍派の拠点が置かれていた頃、日本とレバノンの両国には距離感がありましたが、今は親交の深まりとともに関係性も変化してきています。
確かにゴーン被告個人の出国の罪を別として、外国の関与については今のところ日本政府からの突き詰めた追及があまり見られません。
日本政府としては本件をレバノン政府の問題にするということは、外国による日本の主権侵害という大きな事件に発展していく可能性があることから、外交的に遠慮しているようにも見受けられます。
日本と中東・レバノンとの関わり、日本の安全保障政策という面から本件を考えてみることが大切であるというお話は、我々が普段見聞きするメディアではあまり指摘されていない角度からのご解説であり、大変参考になりました。
 
本年も外交問題・安全保障問題・経済問題・環境問題等、時宜にかなった大事なテーマについて、月に一度素晴らしい講師の先生をお迎えしながら、一層の内容の充実を図っていきたいと思います。
 
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