活動報告

2019/10/10

【レポート】10月10日(木)副島隆彦さんを迎えて月例勉強会を開催しました


10日に定例の勉強会を開催しました。
今月は論客として名高い評論家の副島隆彦先生をお招きし「米中が激突する時代の日本の金融、経済の行方」と題してのご講演でしたが、金融論だけでなく国際情勢についても幅広く語っていただきました。
 
ご承知の通り、最近では米中間の対立が深まるなか米中貿易戦争が大きな政治問題化しており、両国の経済に悪影響を及ぼし世界経済の行く末にも懸念が拡大しています。
そこで世界の政治経済情勢に精通し、アメリカの政治思想についても深く研究しておられる副島先生のお話は、時宜を得たものになるのではないかとの思いから今年もお越しいただきました。
冒頭の話題は、ファーウェイ問題についてでした。
米中には貿易問題だけではなく世界経済のリーダーシップを占う問題としてファーウェイ問題が横たわっています。
アメリカはGAFA(グーグル・アップル・フェイスブック・アマゾン)等の通信情報産業で世界の覇権を握ってきましたが、昨今、中国のBATH(バイドゥ・アリババ・テンセントに加えてファーウェイ)がすさまじい成長を遂げアメリカの脅威となっています。
安全保障上の問題だと危惧する声が高まり、ファーウェイ排除の動きが大きくなってきていますが、この問題については米中の確執も全面対決にまでは至らず、ある段階で抑えようという両国の努力が見られる状況にあるとのことです。
 
次に米中関係の今後について、政権存続の期間に注目をしてみると
再選したとしてもその後4年でトランプ政権は終わりますが、中国の習近平政権はそれよりも長く指導者として君臨することになります。したがって一部マスコミで報道されるような中国経済の根本が壊れるほどの破綻は起こり得ないとのご見解でした。
中国が今後、安定的に勢力を伸ばしその地位を拡大していくと考え、日本は経済危機を招かないよう政治面でアメリカのみに頼らず、中国を見据えなくてはならないとの懸念を示されました。
今後の日本円とドルの力関係についてもご解説いただきました。
今は円安が続いていますが、かつての円高状況を考えると近い将来、日本の金融の安定性から必ず円高になっていくことは間違いありません。1ドル100円が大きく変化する可能性があるとのお話は、興味深く拝聴しました。
今回も歯切れのいい副島節を聴くことができ、ご参加いただいた皆様からもご好評をいただきました。
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