4月の一言

「独立自尊」の国を創ろう

2月のこのコーナーでリーダーの無能無策が国を滅ぼすという事を書きましたが、そういう思いの中で私は4月28日(サンフランシスコ平和条約が発効し日本が戦後独立を回復した日)に新たな政治集団を立ち上げ、その名を「国民党」とする事にいたしました。
国民の皆さんは、形式的には昭和26年9月8日にサンフランシスコ平和条約が調印され、昭和27年4月28日の条約が発効された日にもちろん日本は主権を回復したと思われてきたでしょうが、実態は当時の人も認識してきた通り、軍備なき日本は完全に自国の防衛をアメリカ軍に頼り、憲法の前文に定める「諸国民の公正と信義に信頼して・・・」の諸国民とはアメリカに置き換えればいいだけの憲法であり、日本はアメリカの軍備に完全に屈した形で独立を回復したのである。
従って、軍備なき日本には独立を形式的に回復したのちも米軍が駐留し、日米地位協定によって全く日本の主権が米軍基地に対して及ばず、治外法権のような基地が置かれたまま数十年の月日が流れた事を知らなければならない。
日米の様々な経済交渉においても、これを背景に最後はアメリカの厚かましい要求を呑まざるを得ない形になっており、今問題になっているTPP交渉の内容を見ても日本の得るところは少なく、圧倒的にアメリカに有利であり、日本がアメリカの経済支配に組み込まれようとしている事が見てとれるのである。
結局、国家は真の独立を勝ち取る事なくして自由を得る事もなければ繁栄する事もないというのが歴史の示すところである。もちろん日米間のこれまでの長きにわたる戦後の歴史を踏まえるならば、引き続き日米同盟を日本の国の安全保障の根幹に据える事を大前提としながらも、外国軍基地の撤退を国家として推進していくという自立の道を歩まなければならない時が来たと私は思うのです。
世界から認められ、どの国とも親しくしながらも国益をきちんと追求できる真の独立国家日本を築いていかなければ将来のこの国の発展はないという思いで「国民党」を立ち上げる事といたしました。この「国民党」はまさに明治に欧米諸国の圧力の中で苦しんだ明治初期の偉大な思想家、福沢諭吉が『独立自尊』という言葉で日本国民を鼓舞した先例にならって、『独立自尊』の旗を高く掲げて日本列島を走り回り、本来の日本を取り戻す中に日本国民の幸せと、この国の発展を推進する一大政治勢力を打ち立てたいと念ずるところであります。皆様方のご理解とご指導を心からお願い申し上げます。

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