6月の一言

わが国のミサイル防衛について

テレビを見ていると、コマーシャルの時間に政府の広報が出てくる事がある。その内容を見て私は愕然とした。そこには、ミサイルが落下した時にどう避難したらいいのかという話が書かれていた。しかし、なぜこのように国民が心配するような事を現時点でする意味があるのかという事を私は思う。別に日本はどこの国とも戦争しているわけではなく、また北朝鮮のミサイルは米国を意識しているのであって日本に向けてミサイルを撃つことを考えているとは思われない、したがって北朝鮮がミサイルを撃つのであれば、日本にある米軍基地を狙う事はあっても、日本国民に向けてミサイルを発射する可能性など100%ないというのが常識である。
そもそも、本当にミサイルを防ごうとするならば、日朝国交の回復を成し遂げ、北朝鮮とも太いパイプを外交上持つ事が大事であり、しかもミサイルを防ぐ為に置かれている日本の防衛システムでは、アメリカを通じて情報を知るようになっている以上、北朝鮮からミサイルが撃ちあがった情報が日本に届く頃にはとっくにミサイル自体が日本に落ちているという事になるのである。その意味で全く避難情報は役立たないという真実を国民に告げるべきであろう。
ということは、すなわちアメリカ頼みの防衛政策では話にならないのであって、ミサイルを防ぐ為の日本の外交交渉、外交戦略というものを自ら打ち立てる強い政治力が必要だという事に気が付かなければならない。いつまでもアメリカの属国に甘んじ、しかもアメリカから情報を得て初めてミサイル迎撃態勢が動くという実態では迎撃態勢そのものが役に立たない上に、お金だけアメリカに取られているという状況である。今こそ国民の防衛意識を高め、世界から堂々と評価される独立国日本を創らなければならない。今のアメリカ従属ではこの国の安全すら守れなくなってきているという事態を知る事が大事であろう。

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