5月の一言

国難を乗り切ることができるリーダーを!

 5月と言えば、ゴールデンウィークもあり気候も良く一年で一番楽しい季節であるという人も多いであろうが、今年は全く楽しめないという日が続いている。
 3月11日に起こった東日本大震災後、この国は原発の初動対策に失敗をし、まさに天災に続く人災によって抜き差しならぬ状況に陥っている。
 そこで浮上してくるのがリーダーの顔を変えろという議論だが、民主党で開かれる集会の中で往々にして次の選挙で民主党は壊滅する、だからリーダーを変えろという議論が表に出てくる度に、マスコミからはこの大事な時に自分のことばかり考える情けない政治家達という国民に分かりやすい言葉によってリーダー交代論が消されてしまう。
 しかし国難を乗り越える為には衆智を集め、挙国一致体制が必要である事は言うまでもないが、誰をリーダーにして乗り切るかという事は同じように非常に重要な問題である事を世界の歴史は示している。平凡なリーダーの下で国難を乗り切る国家など有り得ない。圧倒的に優れたリーダーがいれば問題はないが、少なくとも衆智を謙虚に心広く集めることが出来る人格を持つリーダーの下で、挙国一致体制を組んでいかなければ到底今日の国難を乗り切ることは出来ないであろう。
 したがって、第一次補正予算、とりあえずの復旧政策についての予算が通過したことを以て、これから時間を掛けて取り組む復興体制を日本再生の方向作り・土台作りとしていくためには、まさに挙国一致を実現する事が出来るリーダーを求める事が必要である。
 これまでの流れを見ても、平時でさえリーダーの首を挿げ替えろという理論が台頭してきた中にあって、平常時に上手く治めることが出来ないリーダーに、この緊急時を乗り切れといってもそれは難しいものがあるだろう。
 政権政党として責任を負う民主党のリーダーの首を誰にして、新しい復興体制を築けば良いのか模索する時が来ている。いずれにしても長く時間を掛けることは許されないが、改めて代表選挙というものを実行し、この国の国難を乗り切ることができるリーダーを選ぶときであろう。

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