1月の一言

安倍政権は日本を取り戻したか(1/6)

ご承知の通り、30年ほど続いた平成の時代が終わり、令和という新しい時代を迎えた。
これによって平成の時代をまとめて考えることが出来る。
平成の時代の最後に登場し今なお続く長期政権、安倍政権に国民は保守を代表する政党ということでよき日本を取り戻し、安倍総理が自ら語るように何か失われつつあった日本のよさを取り戻して幸せな世の中をつくってもらいたいと期待したことは間違いない。
日本の特色といえば、戦後貧困の状況から再出発した日本が、あっという間に世界が驚く高度経済成長を遂げ、アメリカに次ぐGDPを有する国家として世界から認識され、21世紀は日本の時代だろうとまで昭和の末期には言われる国に成長した。
ところが、平成になってバブルが終焉したことと相まって日本の経済成長は突然停止し、かつて日本のGDPの8分の1くらいしかなかった隣国の中国にGDPで抜かれたかと思ったら大きく差をつけられ、しかも世界NO.1のアメリカはさらに経済を発展させる超大国となるなかに日本は逆に国民所得が増えることもないなかで国民にとって夢や希望をもてない平凡な国家に落ちゆくのを見て、国民は安倍首相の発したアベノミクスという経済政策に大いに期待したのは当然であった。
すなわちこれによって日本が再び富める国、豊かな国、所得の高い国、かつての日本を取り戻す政策だろうとアベノミクスについて期待感を持たせたのは事実であった。
しかし、今になってみればそのアベノミクスは異常な金融緩和が行われただけであって、全ての資金が株価政策に持ち込まれ、確かに株の上昇は見られたものの、一般の国民生活にとっては所得が増大することなく、貧富の格差が開いて貧しい人が増えるという惨憺たる結果しかもたらしていない。
なぜ、アベノミクスは成功しなかったのであろうか。

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