8月の一言

福島原発事故の収束を本格化しなくてはならない

やはり福島原発事故の収束を本格化しなくてはならない。
あの3.11から早くも3年以上の月日が経つが、福島原発の件についても、復興し順調に物事が進んでいるかのような論調の中で、いつしか問題の本質が置き去りにされているとしたら、これは大変なことである。国民が知りたいのはそもそも福島原発の第一・第二・第三原子炉が結果としてどれほどのダメージを受け、どれほどの放射能汚染が地域に散らばったかという事ではなかろうか。
福島原発周辺の井戸からは高い放射線量が検出されたという報告がなされるが、未だ危険で近づく事が出来ない状況の中でなんのデータの公表も行われていない。
では、放っておけば原子炉の崩壊が収束するかと言えば、破損した核燃料棒から出る放射能汚染はただ広がっていくだけである。その量すら何も分からぬまま、どんどんと地中深く汚染が進めば辺り一帯の地下水にも、この放射能汚染が広がることとなる。それを止める為の作戦として凍土方式が採用されたが、しかしこれは上手くいかなかったという事が報道された。ではそれに代わるものが検討されているのか、あるいはこのまま放置していたらどうなるのかという事についての突っ込んだ報道が全く見られない。日本人のみならず世界の人々に悪影響を及ぼす放射能汚染について、資金を惜しまず投入し、何が何でも爆発した原子炉の本格的な封じ込めを終える作戦を実行しなければならない。その為にも全く動こうとしない政府の尻を叩いて国民から声を上げていかなければならないのではなかろうか。もちろん3.11以降飛散した放射能が広大な範囲で汚染した土壌の処理は一見進んでいるように見えるが、汚染された土地の表面をはぎ取って移動しているだけであって山に降り注いだ放射能汚染が雨水によって新たに流れ込めば、何のために今の汚染処理をやっているのかという声も聞かれる。こうした事も含めて放射能汚染の本当の実態とその対処等を国民に示さなければならない。

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